旅行好きなら誰もが憧れるリモワ(RIMOWA)のスーツケース。
一番定番のモデルはスタイリッシュなアルミ素材のボディが最高にオシャレなんですが、日本で購入すると定価10万円を超えてしまうという、なかなか手を出しずらい高級スーツケースとしても知られています。
そんなリモワと、ドイツの航空会社であるルフトハンザ航空がコラボレーションしたスーツケースがあるのを知っていますか?
ルフトハンザのロゴが入った、これまた旅好きには堪らないモデルなんですが、残念ながらドイツ国内でしか買うことができません!
欲しいものは何が何でも手に入れたい。
そんな私が、リスクを犯してやってみました。(※良い子は絶対に真似しないでね)
ドイツ以外のヨーロッパに旅行中でもルフトハンザリモワは手に入るのか!
今回は、オーストリア旅行中にリモワを手に入れるべく、公式サイト(Lufthansa WorldShop)より通販を試みました。
結果を先にお伝えすると、ちゃんと手に入りました。
そこで今回は、注文からホテルでの受け取りまでの一部始終をまとめてみたので、ぜひ参考にしてください!
Contents
ルフトハンザモデルを今買いたい理由
何もリスクを犯さなくても、次にドイツへ行く際に購入すれば良いのでは?
私も最初はそう思いました。
でも、今買わなければいけない理由が出てきてしまったんです。
リモワのブランドロゴ変更

リモワは、2017年に世界最大のファッション業界大手企業体「モエ・ヘネシー・ルイヴィトン(LVMH)」の傘下に収まったことをきっかけに、ブランドロゴが変更となりました。
その結果として、2018年9月より新しいロゴを用いた新商品への刷新が始まっています。
ちなみに上の画像の左側が旧ロゴ、右側が新ロゴです。
すでに直営店では新しい商品へと完全に切り替わっていて、旧商品は販売されていないのです。
調べてみたところ、ルフトハンザの公式ショップ「Lufthansa Worldshop」には旧モデルが残っていました。ですが、これも恐らく在庫限りのため、いつ完売してしまうかわかりません。
なので、私は今回の旅行でルフトハンザリモアを購入することに決めたのでした。
私が選んだモデル
幸い、ネットショップには旧モデルがまだ残っていたので、どれにしようかとても悩みました。
悩みに悩んで私が選んだモデルはこちらになります。
AirLight Premium Collection

・サイズ:62.5リットル
・重さ:4.9kg
・素材:ポリカーボネイト
安い、安すぎる。
この値段でリモワが買えるなんて。
でも疑問に思った方も多いんじゃないでしょうか。
リモワなのにアルミを選ばなかったのって?
ボーイング747-8が欲しかった

ルフトハンザリモアを買う人の多くが、こちらのボーイング747-8に憧れるのではないでしょうか。
リモア定番のアルミ素材に、レザー素材の取っ手、ボーイング747-8だけの特別なロゴ。
欲しい。欲しかった。でも諦めました。
・サイズ:84.5リットル
・重さ:7.4kg
・素材:ポリカーボネイト
そう、この重さです。
長期旅行、しかも1度の旅行で複数都市を周遊することの多い私にとって、スーツケースの重さは死活問題なんです。
店舗でアルミのスーツケースを実際手に取ってみましたが、かなり重かったです。
せっかく買っても使わなければ意味がない。
よって、ボーイング747-8は諦めることにしました。
ドイツへ行かずに手に入れる方法
私が今回ドイツに行かなくてもルフトハンザリモワを手に入れるために行ったのは、宿泊ホテルに届けてもらうという方法です。
旅行中に海外通販を行うことはリスクが高いので手放しにおすすめはできませんが、どうしてもほしいものがあって、日本が発送対象外であれば利用する価値はあると思っています。
私は過去にアメリカ旅行中、アメリカ国内にしか発送できない商品をホテルに届けてもらった経験があります。
その時はちゃんと届いたので、恐らく今回も大丈夫だろうと信じてみることにしました。
注文から受け取りまでの手順
さて、ここからは、私がルフトハンザリモワを手に入れるまでの手順を紹介します。
ホテルに確認メール
まずは宿泊するホテルに、海外通販の受け取りに対応しているか確認を取ります。
大抵のホテルであれば対応しているかと思いますが、ここで断られたらこの方法は諦めてもらうしかありません。
私はありがたいことに、受け取り可能との返事をいただきました。
まずは第一関門クリアです。
通販サイトに確認メール
次は通販サイトに対して、ホテルへの発送が可能かどうかの確認を取ります。
ホテルに届けること自体は何の問題もないと思うので、断られることはないと思いますが、万が一があるので確認はしておいた方がいいです。
結果ホテル発送は可能でしたが、一点免税について注意がありました。
ヨーロッパでの買い物ではVATと言われる付加価値税が追加されるのですが、非在住者の場合は、一定の金額以上購入すると免税を受けることができます。
今回ルフトハンザ側から言われたことは、免税のために日本の住所を記載した書類を発行することはできないので、場合によっては還付が受けられない可能もあるとのことでした。
通販にした時点で免税のことはあまり考えていなかったので、受けられたらラッキーくらいの感覚でいました。
注文日を逆算する
「Lufthansa WorldShop」によると、各国への発送にかかる時間はこちらの通りです。

私は今回オーストリアに行くので、発送には4〜6日かかるようです。
旅行期間は1週間。
万が一、4〜6日で届かなかった場合も考慮して、到着日から逆算して1週間前に注文することに決めました。
最悪、帰国日までに届けばいいので、2週間の猶予があります。
早く届きすぎてもホテル側に迷惑がかかるので、あまりに早く注文するのは控えた方がいいと思います。
結果を先にお伝えしておくと、注文から発送までにかかった日数は3日間でした。
注文・発送後の行動
国外への発送に利用される郵送会社は、ドイツの「dpd」という会社です。
調べてみたところ、かなりトラブルが多い郵送会社らしく一気に不安になりました。
荷物が発送されてからの私の行動について記しておきます。
6月25日:注文
注文が完了すると、Lufthansa WorldShop より注文完了のメールが届きます。

Delivery addressは、今回宿泊したホテルの住所です。
6月26日:発送
私の場合、発送は注文から1営業日後に行われ、Shipment notification(発送通知)メールが送られてきました。
このメールに、dpdのホームページから確認できるトラッキングURLが記載されています。
このURLから、自分の荷物がどこにあるのか随時チェックすることをおすすめします。

6月28日:到着
dpdより、到着を予告するメールが届きました。
メールは全てドイツ語なので翻訳したところ、本日9時〜11時の間に荷物を届けるとのこと。
予想外の速さだったので、慌ててホテル宛に本日荷物が届くので受け取ってほしい旨をメールしました。
その後もdpdのトラッキングをチェックしていましたが、メールが届いてから1時間後には到着済みにステータスが変更になりました。
どうやら到着したみたいです。
実はホテル側からの返信がなかったので、ちゃんと到着しているのか確認する術がなく出発前日までやきもきしていました。
3回目の再送でようやくホテル側から受け取り済の連絡が来ました。
ルフトハンザリモワとご対面!
ウィーンのホテルに到着し、チェックイン手続きをしている際に荷物を渡されました。

ちゃんと届いてたー!!!
いよいよルフトハンザリモワとご対面です。

うーーーん!美しい!

憧れのルフトハンザマーク。
今は亡き旧ロゴ。
帰りは古いスーツケースを捨てて、こちらのリモワで帰ってきたんですが、ホイールがスイスイ動くことに感動しました。
リモワが使い込んでこそ、味が出るものだと思っているので、これから自分の物にしていきたいと思っています。
ルフトハンザリモワの総額
前述で免税について触れましたが、VAT還付書類は同梱されていませんでした。
注文する際に「発送先住所」と「請求先住所」を入力する箇所があるのですが「請求先住所」を日本の住所にすれば入っていたのかもしれません。
ですが、別の住所にすると何かしらのトラブルが発生する可能性もあると思ったので、どちらの住所もホテルに統一していたのです。
VAT還付は10〜12%くらいなので、ドイツで買うより約7000円は割高の計算。
それでもウィーンからドイツへ行く費用と時間を考えれば、安いものです!
私が今回購入したルフトハンザリモワの総額は、459€に配送料が加わったので、468.95€でした。
日本円にすると59,118円。
ちなみに日本の通販サイトで購入しようとすると、95,000円〜120,000円します。
輸入品であれば、一番安く買うことできるBUYMAで見ても、79,000円が最安値でした。
ヨーロッパで買うのがいかにお得かがわかると思います。
まとめ:ヨーロッパ圏内ならルフトハンザリモワは通販で手に入る
いかがでしたか。
EU圏内であれば、わざわざドイツに行かなくてもルフトハンザリモワが手に入れることができました。
ドイツには行かないけど、どうしてもルフトハンザモデルのリモワがほしい!という方は、通販でホテルに届けてもらうという方法に挑戦してみてはどうでしょうか。