シュニッツェルやグラーシュなど、お肉料理が多いオーストリア。
毎日お肉ばかり食べていると、段々胃もたれしてくるし、他のものが食べたくなりますよね。
そこで今回は、ヨーロッパで展開するセルフ式イタリアン「Vapiano(ヴァピアーノ)」を紹介します。安くてカジュアルなのに本格的で美味しいと、地元民にも大人気。
テイクアウトもできるので、観光疲れで外で食べる気力がないというときにもぴったり。
注文方法が少し特殊なので、英語が苦手な旅行者の方々でも迷わないように、説明も交えながらレポートしたいと思います!
Contents
Vapiano(ヴァピアーノ)とは
「Vapiano(ヴァピアーノ)」は、ドイツ発のイタリアンレストランチェーン。
現在では152店舗を世界中で展開しています。
ドイツ…62店舗
オーストリア…11店舗
アメリカ…9店舗
スウェーデン…8店舗
フランス…6店舗
スイス…6店舗
オランダ…5店舗
ハンガリー…4店舗
イギリス…6店舗
残念ながら、日本には未上陸です。
私は今回、オーストリア旅行中にウィーンで2回利用したので、その模様をレポートしたいと思います。
利用店舗は、2回ともウィーン西駅です。
来店~注文までの流れ
Vapianoは、注文方法が少し特殊なので、何も知らずに入ると戸惑うことがあるかもしれません。
慣れてしまえば便利なシステムなので、ここで一連の流れをご紹介しますね。
入り口で渡されるカード
お店に入ると、1グループないし1人につき1枚プラスチックのカードを渡されます。

自分の注文した料理がこのカードに記憶され、退店時にカードを渡して精算するというシステムです。
注文したい料理のカウンターに並ぶ
全ての店舗が同じシステムかどうかは不明ですが、ウィーン西駅の店舗では「パスタ&リゾット」と「ピザ」で並ぶカウンターが異なります。
私はパスタとリゾットを頼んだので、「Pasta&Risotto」と書かれたカウンターに並びました。

夜は常に混んでいる印象ですが、比率としてはパスタ&リゾットの列に並んでいる人が9割で、ピザは注文している人は少ない印象でした。
ちなみにメニューは注文カウンターに置いてあり、英語メニューも用意されているので、並んでる間に目を通しておきましょう。
注文&目の前で調理
自分の順番が来たら、カウンター越しにいるシェフに注文しましょう。
Vapianoの特徴は、その場で調理してくれるということ。

自分の注文した料理が目の前で作られる様子を見ながら待つことができるので、待ち時間もそれほど気になりません!
調理中にはシェフが「チリは入れる?」「チーズはかける?」など聞いてくれるので、希望を伝えてください。
料理を受け取ったらカードをカウンターに置く
注文した料理を全て受け取ったら、カード上に注文履歴を登録してもらいます。
シェフに「カードを置いて」と言われたら、カウンターの上にあるカード置き場にセットします。
あとはシェフが全て登録してくれるので、待っているだけでOK!
追加注文する場合も同様です。
お会計
お会計は、お店に入るときにカードを渡されたカウンターで行いますが、カードを渡せばいいだけなのでとても簡単。
持ち帰りの場合は、ちゃんとプラスチックのカトラリー(フォークやナイフなど)も入れてくれます。
メニューの紹介
メインは大きく分けて、「パスタ」「ラビオリ」「リゾット」「ラザニア」「ピザ」の5種類が用意されています。
パスタは何と12種類から選ぶことができ、好きなソースを組み合わせることができます。メニューには、お店オススメのソースとパスタの組み合わせが掲載されているのですが、パスタの種類を変更することも可能です。
メニュー(一例)
パスタ
- Pesto Basilico 8.50 EUR
- All’arrabbiata 8.50 EUR
- Pomodoro 7.50 EUR
- Aglio e Olio 7.50 EUR
- Bolognese 9.50 ERU
- Carbonara 9.50 EUR
ラビオリ
- Ravioli con Ricotta e Rucola 10.50 EUR
- Ravioli con Carne 10.50 EUR
リゾット
- Al Funghi 9.90 EUR
- Pomodoro e Gamberetti 11.90 EUR
- Al Limone con Gamberetti e Spinaci 11.90 EUR
ラザニア
- Al Forno 9.50 EUR
ピザ
- Tonno 9.50 EUR
- Capricciosa 10.50 EUR
- Margherita 7.50 EUR
※ウィーン西駅店の価格です(2019年7月現在)
アラビアータ(パスタ)を注文
1回目はパスタからアラビアータを注文しました。
パスタはスパゲッティ。

持ち帰りだと、こういった感じでちゃんとしたプラスチック容器に入れてくれます。
肝心のお味ですが、ファストフードとは思えないほど本格的で美味しい!
バジルの葉もその場で摘んで入れているので、とてもフレッシュ。
ただ持ち帰りだったので、パスタが伸びてしまっていたので(10分後には食べ始めたけど)、持ち帰りの場合は伸びにくいペンネやタリアテッレがいいのかも。
私はパスタはスパゲッティが至高だと思っているので、毎回スパゲッティです。
また、こちらで入れてくれるチリは日本の乾燥唐辛子ではなく、生のチリになるのでご注意ください。私は生のチリの味が苦手でした。。
アル・フンギ(リゾット)を注文
2回目はリゾット!どうしてもきのこのクリームリゾットが食べたかったので、2回行く予定はなかったのに無理矢理ねじ込みました。

これめちゃくちゃ美味しい!!!
きのこもチーズもふんだんに入っているし、ちゃんとしたレストランで出るリゾットと遜色ないです。
考えてみれば1,300円くらいするので、日本のレストラン食べる値段ほどはするのですが、ウィーンのレストランは総じて高いので安く感じてしまいますね。
どうしても面倒なのでテイクアウトしてホテルで食べてしまうけど、今度はちゃんとお店で出来立てを食べたいです。
ウィーンの店舗一覧
ウィーン中心部にあるVapianoは8店舗。
リンク内にも2店舗あるので、観光の途中でも立ち寄りやすいかと思います。
まとめ
今回はウィーンでおすすめのセルフ式イタリアン「Vapiano」を紹介しました!
ウィーン以外にも世界各国に展開しているので、旅行中にイタリアンが食べなくなった時はぜひ訪れてみてくださいね。