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【2019年最新版】ウィーンの地下鉄・トラムのチケット購入方法・乗り方完全ガイド

オーストリアの首都ウィーンは、公共交通機関がとても発達した街。

地下鉄・トラム・バスで主要観光スポットには簡単にアクセスできます。

ですが、初めてであればチケットの買い方や乗り方に戸惑いますよね。私も最初はドキドキしましたが、一度慣れてしまえばとても便利でした。

帰国する頃には地元民のように利用してました♪

この記事では、地下鉄・トラム・バスチケット運賃種類、購入方法を紹介してきます。

切符の購入方法は画像も載せて紹介しているので、この記事を読んでもらえれば、ウィーンでの移動はばっちりかと思います!

ウィーン公共交通機関の基本情報

ウィーン市内を移動するために利用する公共交通機関は、「地下鉄」「トラム」「バス」の3種類です。

地下鉄(Uバーン)

Uバーンと呼ばれる地下鉄には5つの路線があり、5~10分間隔で運行しています。
市内の主要な観光地であれば、地下鉄でほとんどどこでも行くことができます!

U1(赤):街の中心部を通り南北に走る路線
U2(紫):リンク(環状道路)の西側半分を走る路線
U3(オレンジ):街の中心部を東西に走る路線
U4(緑)ウィーンの森の入口であるハイリゲンシュタットと市の西ヒュッテルドルフを結ぶ路線
U6(茶):西駅を通って市の南北を結ぶ路線

市電(路面電車)

約35の系統があり、地下鉄よりもさらに短い駅間隔で走っています。

地下鉄の路線外である、市街地の郊外に行く際には利用することになると思います。

私はホイリゲに行く際に、グリンツィングという駅までトラムで行きました(地下鉄のみでは行けない場所です)。

バス

100近くの路線が市内を網羅しています。

市電の終点からさらに遠くへ走るものがほとんどです。

ウィーン公共交通機関のシステム

日本とは少しシステムが異なるので、大前提として以下の特徴を挙げておきます。

・料金は全て一律
・1枚のチケットで「地下鉄」「トラム」「バス」全てを乗り継ぎ可能
・購入したチケットはヴァリデーション(打刻)しないと使えない

料金は全て一律

1枚乗車券を購入すれば、どこまで行っても一律。日本のように区間によって料金が変わることはありません。

分かりやすいし嬉しいシステムですよね。

1枚のチケットで「地下鉄」「トラム」「バス」全てを乗り継ぎ可能

こちらも嬉しいことに、ウィーン市内の移動であれば、地下鉄、トラム、バスを一つのチケットで乗り継ぐことができます。

地下鉄に乗って、その後トラムに乗り継いで移動するといった場合でも、同じ乗車券で利用可能です。

ただしこれは一定の方向に進む場合のみであり、往復するときなどには使えません。

購入したチケットは打刻しないと使えない

後ほど切符の購入方法の際に詳しく説明しますが、購入したチケットは打刻しない限り有効ではありません。

打刻を忘れてしまうと、駅員さんが検閲にきた際に罰金を払わなくてはいけなくなるので注意しましょう。

乗車券の種類・値段

ウィーンの乗車券には、1回のみ利用できる切符から1日乗車券などの乗り放題チケット観光地への入場チケット付きのパなど種類が豊富です。

わかりやすいよう、以下に表としてまとめました。

種類 料金
1回乗車券(1 trip at the full price) 2.40ユーロ
子供・犬用 1回乗車券(Discounted single trip) 1.20ユーロ
24時間フリーパス(24 Hour Tickets Vienna)*1 8.00ユーロ
48時間フリーパス(48 Hour Tickets Vienna)*1 14.10ユーロ
72時間フリーパス(72 Hour Tickets Vienna)*1 17.10ユーロ
8日間回数券(8-day Climate ticket)*2 40.80ユーロ
1週間パス(Weekly Ticket)*3 17.10ユーロ
1ヶ月パス(Monthly Ticket) 51.00ユーロ
ウィーンシティカード24時間(Vienna City Card 24 Hours) 17.00ユーロ
ウィーンシティカード48時間(Vienna City Card 48 Hours) 25.00ユーロ
ウィーンシティカード72時間(Vienna City Card 72 Hours) 29.00ユーロ

(*1)打刻した時間から24/48/72時間利用可能です。

(*2)1日有効のチケットが8枚つづりになっています。使用する8日は連続する8日ではなくても良し。複数人で分けて利用することも可能です。

(*3)月曜日の0時から次の月曜日の9時まで7日間乗り放題になるチケットです。時間券と異なり、例えば月曜の13時に利用開始したとしても、翌週の月曜13:00まで利用することはできません。

 

ウィーンシティカードって何お得なの?

ウィーンシティカードは、公共交通機関フリーパスに加えて、観光地の入場割引市内各種のウォーキング・ガイドツアーの割引飲食店、ショップなどで利用できる特典が含まれた、観光客向けのカードです。

基本のウィーンシティカードに含まれる内容は以下の通りです。

・公共交通機関に乗り放題
・210以上の特典
・15歳以下の子ども1人無料

以下に、主な観光地がウィーンシティカードを利用すると幾らくらい安くなるのか一例を挙げてみました。

  • シェーンブルン宮殿のオーディオガイドツアー:26.5→22.50ユーロ
  • シェーンブルン宮殿のシシィチケット:34→31ユーロ
  • アルベルティーナ美術館:16→14ユーロ(2ユーロお得)
  • ベルヴェデーレ宮殿上宮と下宮の共通チケット:22→19.50ユーロ
  • ウィーン少年合唱団入場チケット(MuTh):10%オフ

全ての特典はウィーン・シティ・カード公式サイトより確認してください。

通常の公共交通機関フリーパスと比較すると、24時間パスが9ユーロ48時間パスが10.9ユーロ72時間パスが11.9ユーロ割高になります。

フリーパスで使える施設に複数行く予定があり、差分よりも割引額の方が大きければ買う価値はあるのではないかと思います。

私は基本的には観光地に入場見学するタイプではないので、ウィーン・シティ・カードの恩恵を受けるメリットはなく検討もしませんでした。

ちなみに、有名カフェで使える特典はほとんどありません(ゲルストナーは10%になりますが、テイクアウトのみ)。

こちらのウィーン・シティ・カードは、オンライン、または空港、アルベルティーナ広場のウィーン市観光局案内所、ホテル、ウィーン市交通局の主要チケット販売所、市内の鉄道駅で購入することができます。

オンラインでは10%オフで買うことができるので、予定が決まっていればオンラインがお得です。

券売機では買えないのでご注意ください!

結局どの乗車券を買えばいいの?パターン別に提案!

まず最初に1回乗車券を購入した場合、ホテル⇔目的地の往復間で最低でも4.8ユーロ発生するということを前提でお話します。

  • 一律料金外での移動が3回までの場合:1回乗車券がお得(最大7.2ユーロ)
  • 一律料金外での移動が4回以上ある場合:24時間パスがお得
    ※ホテル⇔目的地を2往復すると、24時間パスの方が安くなります。
  • 到着日は移動が少なく、2日目以降の移動が多い場合:1日目は1回乗車券、2日目以降は日程に応じたパスを購入
  • 3泊以上し、日曜と月曜をまたがない場合:1週間パスがお得

私は5泊したのですが、オーストリア航空の直行便を利用(しかも遅延)したので、到着日は電車移動なし。

また旅程が日月をまたいでいたので1週間パスを勝手もメリットがないため、翌日の朝一で72時間パスを購入し、最終日に24時間パスを購入しました。

正直、1回1回購入するのが面倒なので、多少割高でもパスの方が楽ちんではあると思います。

乗車券の購入方法

乗車券の購入は、現地の券売機かアプリでも購入することができます。

券売機で購入する場合

地下鉄では、各駅構内に券売機が設置されています。

券売機では、1回乗車券以外の乗車券も買うことができるので安心してください。(国によっては24時間パスみたいなチケットは主要駅でないと販売されていない場合もありますからね)

写真付きで購入方法を説明していきます。

①トップ画面(デフォルトはドイツ語)

②左下のイギリス国旗「English」を選択

すると英語の画面に切り替わります。

③希望の券種を選択

乗車券の種類はこちらをクリックしてください。乗車券の種類のセクションにジャンプします。

④枚数を選択

24/48/72時間パスを選択した場合は、枚数選択画面の前に時間を選択する画面が表示されます。

私は72時間パスを購入したので「72 Hour Tickets Vienna」を選択しました。

一回乗車券を選択した場合は、枚数選択の下部に【Validate now】【later】という選択肢が表示されます。【Validate now】は乗車券を購入と同時に打刻【later】の場合は後ほど手動で打刻するという意味合いになります。

その他のチケットを選択した場合、この画面は表示されないため、後ほど手動で打刻する必要があるので注意しましょう。

アプリで購入する場合

乗車券は、アプリで事前に購入することも可能です。

基本的には券売機で買うのをオススメするのですが、アプリには券売機では買えない乗車券があります。

それがこちらの「1日乗車券(5.80ユーロ)」

選択した日にちの翌1:00A.M.まで利用可能となっています。

例えば朝8時から観光をスタートする場合、24時間チケットであれば翌日の8時に有効期限が切れますよね。ですが大体の場合は、夜中は利用しないので24時間分は必要ないと思いませんか?

アプリで買える1日乗車券であれば、1時で有効期間が切れる分安くなっているので2.2ユーロお得になります!

この1日乗車券は、以下の「Winer Linien」というアプリから購入することができます。

Wiener Linien

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①希望の券種を選択

1日乗車券は、一番上にある「Day-Ticket」です。

②利用日を選択

【Valid on】で利用日を選択します。【Airport transfer】は空港から市内までのチケットの追加オプションなので、必要ない場合は選択しなくていいです。

【Ticket is for me】は、自分用のチケットかどうか、ということです。上の画像は自分用のチケットになっている状態です。

③会員登録を行う(無料)

画面下部の【PROCEED TO LOGIN】をタップすると、必要情報の入力画面に移ります。

敬称(Salutation)、氏名(First/Last name)、生年月日(Date of Birth)、Eメールアドレス、パスワードを入力し、同意事項(4箇所)をタップした上で、右上の【Register】をタップしてください。

④届いたメールのリンクをクリックしアクティベート

リンクが記載されているメールが届くので、そちらをクリックして会員登録を完了させてください。

会員登録が完了した後に購入画面に移ろうとすると「住所」の追加登録を求められますが、【Postcode】の部分でエラーが出て先へ進めません。
日本の郵便番号の桁数だと登録できないようなので、その際は【Country】をAustriaに変更、その上で【Postcode】に1050, 1090のようなウィーンの郵便番号を入力すると登録できます。

⑤支払い

支払いは、Paypal、MasterCard、Visa、American Expressでの支払いが可能です。

⑥購入したチケットが【Purchases】に保存される

チケットが保存されたことを確認したら、無事購入完了です!

乗車方法

続いて、乗車券の利用方法・乗り方を紹介していきます。

購入したチケットの打刻をする

絶対に忘れないでほしいのが、チケットの打刻です!

これを忘れると、チケットが有効化されていないということになり、駅員さんが検閲にきた際に罰金を払うことになります。

チケットの打刻は、券売機からホームに向かう途中に必ず設置されています。

この青い機械が目印です。

黄色い部分にチケットを入れるとガチャンという音がするので、それで打刻完了です。

打刻したチケットを見ると、日時のようなものが印字されています。

打刻自体はとても簡単なので、忘れないようにということだけ気をつけていれば問題ありません。

トラムとバスの場合は、車内に打刻機があります。もしもトラムやバスに最初に乗るのであれば、車内で打刻を忘れないようにしましょう。

ウィーンの公共交通機関は自動ドアではない

ウィーンの地下鉄は自動では開きません。

旧型と新型で異なるのですが、旧型の地下鉄は、扉の取ってのレバーを左右に引いて、手動で開閉します。新型の地下鉄は、扉の真ん中にあるボタンを押して開閉します。

自分が一番ドアの近くにいる場合は、電車が止まったと同時にドアを開けましょう。

公共交通機関フリーパスがもらえるホテルを紹介!

宿泊すると、公共交通機関フリーパスがもらえるホテルがあるのを知っていますか?

ウィーン西駅から近い、インターシティホテル・ウィーンというホテルでは、宿泊者全員に公共交通機関のフリーパスをプレゼントするというサービスがあるんです。

1泊であれば到着日から2日間分、2泊であれば3日間分の市内公共交通乗り放題券がついてくるので、3,000円以上はお得に宿泊できるという計算になります。

実は「インターシティホテル」はドイツ鉄道が運営しているチェーンホテル。そのためこのようなサービスで提供できるんですね。ドイツ各地のホテルでも市内の無料交通チケットがもらえるそうです。

私は、旅行前には全く知らなかったので惜しいことをしました。

次回行く際は、検討したいと思っています!

まとめ

今回はウィーンの公共交通機関のチケット種別から乗車券購入方法、地下鉄、バス、トラムの乗り方をご紹介しました!

これさえ覚えておけば、ウィーン市内のどこでも行けるようになります。

ぜひこの記事を参考にウィーン旅行を満喫してくださいね!